ペアレントトレーニング
久々の更新です。
まー坊も年中になりました。
振り返りながら、少しずつ更新していきたいです。
さて、今年の春から夏にかけて、市が主催する発達セミナーに参加してきました。全8回のカリキュラムです。
よくあるペアレントトレーニングのようなもので、ABAを基に、褒め方叱り方を学ぶというものです。
毎回課題を設定し、それを細分化し、クリアするごとに褒める(ときにはプロンプトしながら)。それを毎回記録するというもの。
褒め方叱り方は、発達障害系の本になら、繰り返し書かれていることでしたが、課題の実践はなかなか有意義でした。
例えばある週に、『朝、お弁当グッズを自分で鞄に入れる』というのを実践したのですが、こんなにハードルが低い課題でも、うまく取り組めない。
原因はボーッとして声をかけても取り組まない。鞄が小さいので、お弁当グッズ(お弁当袋、コップ袋、デザートケースがあります)を手順よくいれないとうまく入らない。色々。
ボーッとしているのはまー坊の特性で、その状態のときに『はやくしなさいっ!』なんて言っても無駄。むしろ逆効果。
そこでタイマーを使って、『◯分以内でやろうね、よーいスタート!』という方法でやる気を引き出しつつ、iPadで手順表を作成し、お弁当袋を入れる、コップ袋を入れる、デザートケースを入れる、鞄からはみ出した紐を収める、チャックを閉める、すべて出来たところでスタンプのご褒美という方法で、かなりスムーズにクリアできるようになりました。
やはり、時間を区切る、視覚支援する、これはまー坊にはかなり有効です。
それ以来、うちではタイマーやiPadをかなり用いるようになりました。『はやくして!』がだいぶ減ったかな(笑 ⇦イライラした時にはとっさにでてしまいますが
あと、一緒にセミナーを受けた方々と繋がれたことも大きな収穫。みんなそれぞれに苦労があるんだということを知り、うちだけじゃないんだ!と励まさます。
発達障害児の子育ては、凹むことも多いですが、色んなかたとの出会いがあります。みなさんに支えられているから再び浮上できるのです。本当に感謝。
まー坊、文字を書く。
線の模倣のトレーニングを始めて5ヶ月…。ついに、まー坊、自分から文字を書き始めた(o^^o)
「文字を読むこと」に関しては、周りの子よりかなり抜きん出ていたまー坊。なのに、「書くこと」は全く興味がなかった。
書くことに興味を持ったキッカケは、母のABAトレーニングではなく、こどもチャレンジすてっぷの教材、「なぞりんマシーン」‼︎‼︎‼︎ 毎日毎日、この教材でひらがなをなぞるうちに勝手に「書き」をマスターしていた(^^;; チャレンジさまさまです🎶
書ける文字は「つ」とか「し」とか簡単な文字だけだけれど。これからどんどんマスターしていこうね〜♪
まー坊は、今4歳2ヶ月です。
年少振り返り
まー坊、年少さんの1年を無事終えました。
忘れないうちに振り返り。
【1学期】
◎4月、5月は泣かずに登園するものの保育中はボーッとしている事が多い。
◎お友達に無意味に押したり叩かれたり、抵抗したりやり返す事ができず。
◎6月頃から脱走常習犯になり、母は数日幼稚園に付き添う。(6ヶ月の弟むぅを背おって付き添う悲惨な状態)
◎お友達とよくオモチャの取り合いをする。
◎全体指示はほとんど通らない。
◎夏のプールの着替えでさえ1人で出来ず手助けがかなり必要な状態。
【2学期】
◎夏休みよりABAをはじめた事もあり、飛躍的に言葉が増える。お友達とも少しずつ会話が可能に。
◎1学期より落ち着きがでたものの、運動会の練習は嫌がり度々脱走。とはいえ、運動会では脱線しつつも、なんとかみんなと踊っていた。
◎製作などのアクテビティにはほとんど参加できていない様子。
【3学期】
◎かなり時間はかかるが、自分で支度をしたり、着替えができるようになってきた。
◎ボタンがようやくスムーズに留められるように。(シャツの1番上のボタンはまだまだ苦戦中)
◎お友達にも関心がでてきて、一緒に遊んでいる姿もよく見られるように。
◎製作も意欲的に取り組むようになってきたとのこと。まだまだ注意散漫、集中力が続かないなどの特性は目立つ。
最初は『この状況はどうしたもんか。。。』と頭を抱えたが、個別に対応してもらいながら、なんとかはなっている様子。担任が1人になる年中さんになったら厳しいかな。。
まだまだ母は心配が尽きません。
まー坊は今4歳0ヶ月です。
つみきの会 定例会
つみきの会の定例会にはできる限り参加していますが、なんだかんだで半年ぶりの参加になってしまいました。
ここのところ、弟むぅに邪魔をされるのと、まー坊も4歳の誕生日を迎えグンと成長したのもあり、つみきBOOKの課題ほとんどをそつなくこなしてしまうようになったので、セラピーをほとんどしてませんでした(汗)
しかし、やはり定例会に定期的に参加することは非常に意義があります。モチベーションも維持でき、他の人のセラピーを見ることで、毎回新しい発見があるのです。
いくつかのグループに分かれて、お互いセラピーをして、フィードバックし合うのも、緊張しますが勉強になります。この日は、みんなの前で、まー坊におはじきを使って数の概念をセラピーしました。数字のカードを提示し、その数のおはじきを器に入れるという課題。よそのお子さんとは絵カードを見ながらクイズを出し合うという課題をしました。
そして、今回の講義は『DTTとPRT』という、私にはまさにうってつけの課題!(^^) 弟むぅがいる限り落ち着いて席に座ってセラピーができないという我が家の問題。機会利用やABA的対応をどんどん取り入れていくしかない。。。
今回はPRTの良いところは取り入れようとポイントを絞って教えてくれたので、得るものが多かったです。
また次回も参加します🎶
まー坊は今4歳0ヶ月です。
なんで?
3歳前後になると、みんな『なんで?なんで?』と聞くものです。
まー坊、昨日はじめて『なんで?』でました!(≧∇≦)
こどもチャレンジのDVDを観ていた時。しまじろうが見ている夢の中で、しまじろうがサッカーの試合中にシュートしようとしたらゴールキーパーがしまじろうのお母さんだったというシーンがあるのですが、お母さんがでてきた途端、はじめてまー坊の口から『なんで?』でました!(≧∇≦)そこから次々と『なんで(しまじろうの)お父さんは郵便局に勤めてる?』『なんでハミガキしてる?』など、いっぱいなんで?がでてきました。
なんで?なんで?とうるさい!と周りから聞きますが、早くうるさい気持ちを味わってみたい母なのでした。
まー坊は今3歳11ヶ月です。
親という字は。
親と言う字は、
「木の上に立って見る」と書く。
木の上に立って見守る、親はそのくらいでいい。
お友達のお母様からいただいた言葉。
心に響いて涙がでてきました。
幼稚園の先生から、まー坊が毎日外にでて、あるいは他のお部屋に行ってしまって、クラスのアクティビティに参加できなていないと聞かされ、焦って落ち込んで悩んで・・・
一番やってはいけないこと「まー坊を怒鳴る」という行動をついついしてしまっていました。
発達障害児こそ、自己肯定感を育むことを大事にしていかなければならないのに。
「今の姿がこどものすべてじゃない」
自分の心に強く刻み込む母なのでした。
あ~、どっしり構えられる肝の据わった母親になりたいなぁ。