まー坊のゆるゆる療育日記

3歳で広汎性発達障害と診断された長男まー坊の療育の記録。知的にはボーダーラインです。

普通に近づけたいという願望

4歳になって、認知もあがり、会話もそこそこ成り立つようになり、どんどん普通に近づいていっている錯覚に陥る今日このごろ。
でもやっぱり周りの子をみると、根本的な何かが違うんですよね。社会性とか受け応えとか、人への接し方とか‥‥うまくいえないんですけど。
幼稚園で周りの子たちがグループでわいわい遊んでいるのをみると、本当にその子たちが眩しく輝いてみえます。まー坊がその中に入って遊ぶイメージってまだまだ持てません。

診断されて、しばらくはABAのデスクセラピーに必死になりました。どうにか他の子に追いついて欲しいとがむしゃらに。
でもいくら認知や言語力が伸びて、喋れるようになっても、自閉症スペクトラムという特性はやっぱり消えないです。私の"目指していた普通"にはならないんだなぁと思います。でもそもそも普通てなんなのか?普通は果たしていいことなのか?
私は今まで生きてきたなかで普通ということにすごく固執していたと思います。育児においても、とにかく普通にこだわっていたのだと。
だから、他の子との差を感じるごとに落ち込んで・・・
普通にこだわる育児はもうやめなければいけません。まー坊を普通に近づけようとしないことが何よりも大事なことではないかと。
私はまだまだ障害を受け入れきれていない未熟な母なのです。

まー坊の育児は本当に毎日が勉強です。
まさに育児は育自、ですよね。

まー坊は、今4歳9ヶ月です。